万葉集巻第6_1024-1025番歌(長門なる沖つ借島)~アルケーを知りたい(1858)
▼言わなくても分かる、とか、以心伝心という言葉があるけど、今回の1024番と1025番のやりとりは、そうではない。口に出して、気持ちを伝えた歌。素朴、率直、まっすぐ。賢げな言い回しがない。こういう言い方ができる人になりたい。
秋の八月の二十日に、右大臣橘家にして宴する歌四首
長門なる沖つ借島奥まへて 我が思ふ君は千年にもがも 万1024
*心の奥から思っている我が君におかれては千年めざして長生きしていただきたいです。
右の一首は長門守巨曾倍対馬朝臣。
奥まへて我を思へる我が背子は 千年五百年ありこせぬかも 万1025
*同様に貴方様も五百年も千年も長生きしてください。
右の一首は右大臣が和ふる歌。
〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=6
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