万葉集巻第7_1078番歌(この月のここに来れば)~アルケーを知りたい(1897)

▼今回の歌を見て、そういえば、60年くらい前、家の玄関先で人を待つ様子を描いた漫画を見たような。玄関前に立って人や郵便を待つ姿があった時代だ。この歌もその源流で、妻が夫の帰りを、月の位置から割り出して、そろそろだろうと思って待つという話。天空が時計なんだ。

この月のここに来れば今とかも 妹が出で立ち待ちつつあるらむ 万1078
*空の月がこの場所に来れば今にも着くはず、と思って妻が玄関先で待っているだろう。


















〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7

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