万葉集巻第7_1088番歌(あしひきの山川の瀬の)~アルケーを知りたい(1907)
▼前回は、結果から原因を推理するタイプ、今回は、因果を仄めかすタイプ。共通する言葉は川・弓月が岳・雲。印象は、一首で世界が完結・心情吐露なし・男性的・ドライ。月の歌の二首セット、とても良い。
あしひきの山川の瀬の鳴るなへに 弓月が岳に雲立ちわたる 万1088
*山で川の瀬の音が賑やかだ。見ると弓月岳に雲が湧き立っている。
右の二首は、柿本朝臣人麻呂が歌集に出づ。
〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7
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