万葉集巻第1_26番歌(み吉野の耳我の山に_2)~アルケーを知りたい(1733)
▼壬申の乱の主人公、大海人皇子=天武天皇の歌。今回の26番は25番歌の「句々相換れり」バリエーション。違った箇所に色をつけてみた。25番の「時なくぞ」が26番では「時じくぞ」になっている。どっちが良いかなーと楽しめる。
或本の歌
み吉野の 耳我の山に
時じくぞ 雪は降るといふ
間なくぞ 雨は降るといふ
その雪の 時じきがごと
その雨の 間なきがごと
隈もおちず 思ひつつぞ来し
その山道を 万26
*吉野の耳我の嶺には絶え間なく雪と雨が降っている。そのように私は山道を曲がるごとに思いを巡らして進んだ。
右は句々相換れり。
これに因りて重ねて載す。
〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集一』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=1
.jpg)
コメント
コメントを投稿