万葉集巻第7_1101番歌(ぬばたまの夜さり来れば)~アルケーを知りたい(1920)
▼夜になると川の音がよく聞こえる、というこの歌の感じ、分かる気がする。なぜ夜は川音が聞こえるのか理由は分からんけれど。この歌では風が理由だとしている。川の音、海の波、かわずや鶴の声、夜聞くと昼とは違って格別、味わい深くなる。 ぬばたまの夜さり来れば巻向の 川音高しもあらしもかも疾き 万1101 *夜になると巻向川の音が高くなる。風が激しいのだろう。 右の二首は、柿本朝臣人麻呂が歌集に出づ。 〔参考〕 伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。 https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7