万葉集巻第6_1063-1964番歌(あり通ふ難波の宮は)~アルケーを知りたい(1884)

▼難波津の宮を詠う反歌二首。海にとても近い場所であることが分かる。遷都先としてはどうなんだろう・・・。結果、1年のうちに平城京に戻る。この10年後の755年、難波津は東国から集まった防人が筑紫に船で移動する拠点になる。家持が防人の歌を収集した場所だ。

 反歌二首
あり通ふ難波の宮は海近み 海人娘子らが乗れる舟見ゆ 万1063
*大君がお通いになる難波の宮は海が近いので、海人娘子たちが乗る舟が見えます。

潮干ふれば葦辺に騒く白鶴の 妻呼ぶ声は宮もとどろに 万1064
*干潮になると葦辺に白鶴が飛んで来ます。妻を呼ぶ鳴き声が宮じゅうに響きます。
〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=6

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