万葉集巻第7_1099番歌(片岡のこの向つ峰に)~アルケーを知りたい(1918)
▼今回の岳を詠む歌は、どんな状況で生まれたのか、気になる。言ってることは分かります(本当はよく分からない)けど、なぜそのように詠うのですか?と作者に尋ねたくなる。桃クリ三年というので、椎の実が成長して日陰を作るまで何年かかるのだろう、など歌の真意とは関係ないであろう妄想に迷い込んでしまう。不思議な歌。
岳を詠む
片岡のこの向つ峰に椎蒔かば 今年の夏の蔭にならむか 万1099
片岡の向こう側の峰に椎を撒いておいたら、夏には日陰を作ってくれるんじゃないか。
〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7
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