万葉集巻第7_1151番歌(大伴の御津の浜辺を)~アルケーを知りたい(1970)
▼この歌から何を感じるかは読み手にお任せタイプの作品。私はなんとなく寂しい感じ、無常観を感じる。歌の場面は、武人で官人の大伴氏が所有する浜辺だろう、歌そのものは、その浜辺に寄せ来る波を見た歌人の感慨だ。波が繰返し繰返し岸辺に寄せてくる。ゆくへ知らずも、という言葉に寂しい感じ、無常観みたいなものを感じるのだが。
大伴の御津の浜辺をうちさらし 寄せ来る波のゆくへ知らずも 万1151
*大伴の御津の浜辺に寄せては返す波はその後、どこに行くのだろうか。分からないなあ。
〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7
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