万葉集巻第7_1137番歌(宇治川の譬への網代)~アルケーを知りたい(1956)
▼今回は読み手が自由に解釈できる譬喩の歌。例えば、男と女の距離の詰め方。例えば、クセの強い企画の募集。歌じたいは、私がいるじゃないか、他は要らないじゃないか、という自分アピ。自分以外を木っ端扱いして敵を作るリスクが、これまた香辛料として効いている。 宇治川の譬 (たと) への網代我れならば 今は寄らまし木屑 (こつみ) 来ずとも 万1137 *宇治川の象徴の網代。私ならとっくに捕まってる。木っ端は来なくてもよい。 〔参考〕 伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。 https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7