万葉集巻第7_1068番歌(天の海に雲の波立ち)~アルケーを知りたい(1887)
▼今回から巻7。巻7は巻6の延長、という位置付け。雑歌から始まる。トップバッターが星の林に月の舟が進む、という幻想的な作品。夜空はそんなふうに見立てられるのかと驚く。自分は近視で月くらいしか見えないので。天の海、雲が波、星が林の中を月の舟が漕ぎ進む。時には雲に隠れながら。巻7も作者が分からない歌ばかり。1068番は後書きに、人麻呂歌集に載っていると書いてある。
雑歌
天を読む
天の海に雲の波立ち月の舟 星の林に漕ぎ隠る見ゆ 万1068
*天を海に見立てると雲の波が立っています、そこに月の舟が星の林の間を見え隠れしながら進んでいるのが見えます。
右の一首は、柿本朝臣人麻呂が歌集に出づ。
〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=

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