万葉集巻第7_1122番歌(山の際に渡るあきさの)~アルケーを知りたい(1941)

▼この鳥を詠む歌に出る「あきさ」が秋沙という鳥。カモ科の水鳥で日本では冬鳥、とのこと。鳥が川に浮かんでいるから、川よ波を立てるなよ、という鳥にも川にも伝わらなさそうなメッセージ。さては、川に語りかけているフリをしながら、人間に伝わることを意図した歌のようだぞ。

 鳥を詠む
山の際に渡るあきさの行きて居む その川の瀬に波立つなゆめ 万1122
*山際を飛ぶ小鳥が一休みする川がある。瀬で波が立たないようにしておくれ。















〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7

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