万葉集巻第7_1130番歌(神さぶる岩根こごしき)~アルケーを知りたい(1949)

▼今回の歌の末尾が「悲しも」。なぜ吉野の水分山を見ると悲しくなるのだろう。悲しい、の意味が伊藤博訳注によると「悲しいまでに身が引き締まる」さま、万葉百科によると「切ないこと」を言う。どうやら「悲し」は複雑な味を表す言葉だ。日本の風土、人、歴史から生えて来た言葉なんだな、と思った次第。

 吉野作
神さぶる岩根こごしきみ吉野の 水分山を見れば悲しも 万1130
*神さびた様子のごつごつした岩がある吉野の水分山。ここを見ると身が引き締まる思いです。















〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7

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