万葉集巻第7_1163番歌(年魚市潟潮干にけらし)~アルケーを知りたい(1982)
▼今回は、時間の経過を舟がいる場所の違いで表現している歌だ。ということは、この歌い手は、舟が満潮の朝に停泊地から漕ぎ出したときから、干潮で沖合にいるのを見る間、年魚市潟もしくはその周辺にいたのだろう。およそ6時間。
年魚市潟(あゆちがた)潮干にけらし知多(ちた)の浦に 朝漕ぐ舟も沖に寄る見ゆ 万1163
*年魚市潟が干潮らしい。知多の浦で朝から漕ぎだしていた舟が沖にいるのが見える。
〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7
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