万葉集巻第7_1185番歌(朝なぎに真楫漕ぎ出て)~アルケーを知りたい(2004)

▼今回は、作者はちょっと嬉しい気持ち、楽しい気持ちになるだろうな、と読み手に思わせる歌。舟から見慣れた松原が見えた、という何でもないことかも知れないけれど、見慣れた風景を別の角度から見ると新鮮という気分に共感。いつも歩いている街角もバスから見たり、動画で見ると、何というか感慨っぽいものがあるから。あれはなぜなんだろうな。

朝なぎに真楫(まかじ)漕ぎ出て見つつ来し 御津(みつ)の松原波越しに見ゆ 万1185
*朝なぎの時に舟を漕ぎ進めていると、見馴れた御津の松原が波の向こうに見えました。















〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7

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