万葉集巻第7_1192番歌(白栲ににほふ真土の)~アルケーを知りたい(2011)

▼今回も、馬をきっかけにして家を思う歌。馬が進みたがらない。これは家の者が私を恋しく思っているからだ、と解釈する歌。本当に恋しがっているのか、それとも自分が恋しく思っているのか、読み手には、そこのところが分からない。そういう表現にしているのが馬つまづくや馬なづむタイプの歌のミソだ。

白栲ににほふ真土の山川に 我が馬なづむ家恋ふらしも 万1192
*真土山の川辺で私の馬が進むのを躊躇している。家の者が私を恋しがっているらしい。















〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7

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