万葉集巻第7_1201番歌(大海の水底響み)~アルケーを知りたい(2035)

▼磯に打ち寄せる波の歌。磯とは水際で特に岩の多い所。「さやけさ」と詠っているけど、響み立つ波は、怖くもある。しかも大海の水底まで響かせるような波であればなおさら。でも怖い、ではなく、さやけさで締めているので、むしろ神々しさを感じる。磯は結界なんだ。

大海の水底(みなそこ)響(とよ)み立つ波の 寄せむと思へる磯のさやけさ 万1201
*大海の水底まで響くように波が打ち寄せる磯の、何とさわやかなことでしょう。















〔参考〕
伊藤博訳注『新版 万葉集二』角川ソフィア文庫。
https://manyo-hyakka.pref.nara.jp/db/dicDetail?cls=d_kanno&dataId=7

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